当院の待合室には、院長の書かれた書が置いてあります。
その書には「一日一日消えゆく毎日、健康で楽しく生きなきゃ実にもったいない、もったいない」と書かれていて、ご自由にお持ち帰り下さいと札があるため、欲しい患者さんは持って行かれます。
患者さんの中には、その書を額に入れて毎日読んでいますという方がいらっしゃいます。
当院には老若男女、比較的治りやすい病症の方から継続的に治療が必要な方など様々ですが、その方々に院長の書が励みや元気を与えているとしたら、うれしいことです。
院長は自分の書を額に入れて毎日眺めておられることに驚いていましたが、書を読むことで患者さんが気持ちを切り替えられたことは大きい、病は気からと言うが正にそう思うと申しておりました。
私の個人的な感想としましては、その院長の書からは、文字のもつ温かさや優しさが伝わってくることや、その文からは「本当にそうだ！！一日一日を大切に頑張ろう！！」という前向きな気持ちにならせてくれるからではないかと思います。たしかに、書には力があります。